Interview
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6階病棟勤務 ママさん・主任 Oさん

仕事と子育てを両立できる
優しい職場

看護師歴13年、当院では7年目になります。透析室から6階病棟へ移り、1年前から主任となりました。
転職先として当院を選んだ理由ですが、前職は通勤までに少し時間がかかり、子どもの保育園のお迎えが難しかったため、自宅から近い病院を探しました。また、当院が泌尿器科医療に注力している病院であることも、転職の決め手となりました。
泌尿器科医療の一つである透析は、生命維持に必要な治療であり、患者さんの生活の一部です。透析看護を経験し、透析を受ける患者さんの日常に苦痛が無いよう考えることは大変だなと思う反面、とても奥が深いものだと感じています。

また、在宅に戻る患者さんの支援も看護師の仕事です。病態だけでなく、退院後の生活について必要な支援などを、ソーシャルワーカーさんと連携して考えることにやりがいを感じていました。以前、入院されていた患者さんで、在宅での療養が難しいと思われる方がいました。しかし「お家で一緒に過ごしたい」というご家族の強い希望に応えて、スムーズに在宅療養に切り替えるためのお手伝いしたことがありました。これは私にとって、ご家族の力や結束力を感じた印象に残る経験となっています。

以前勤務していた大学病院では他職種との連携があまりなく、看護部だけで仕事している感じだったのですが、当院に入職して、他職種とのやり取りが密にできることに驚きました。病院スタッフ全員の名前を知っているのは、この規模だからこそであり、お互いのことが分かっているので仕事もやりやすいです。
今は教育する立場にありますが、私と同じような中途採用の方が宙ぶらりんにならないよう、希望する研修が受けられる体制を作りたいと思い取り組んできました。新人教育については、1年目のうちは勉強というよりも、まずは病院に慣れて欲しいと思い、フレンドリーに楽しく研修することを心がけています。

私には娘が二人います。子育て中ということで、病院は休日の融通を利かせてくださっています。特に我が家は、土日に子どものスポーツに関係するイベントが多く、とても助かっています。病棟の半分以上はママさんナースです。子どもの体調不良など急な呼び出しがあっても、お互い様という雰囲気で、協力し合える優しい職場です。
今、仕事と子育ての両立に大変さを感じているママさん看護師さんにとっても、安心して仕事ができる環境がここにはあると思います。