Interview
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透析病棟所属 新人 Tさん

バイト生から看護師へ、
日々着実に成長しています

2022年4月に入職しました。現在は透析病棟に勤務しています。看護学校2年の夏休みに、現在勤務している病棟でアルバイトをさせていただきました。そのときのスタッフみなさんが気さくで、とてもいい職場だなと思ったのが、入職を決めた理由です。
その後、看護師となり入職して感じたのは、アルバイトとは違った「責任の重さ」です。まずはユニフォームが違うところから緊張し、身の引き締まる思いでした。実習では経験しなかった業務もたくさんありましたし、他職種のスタッフの方々と患者さんについて話をするときにも、「自分は今、看護師として1人の患者さんに関わっている」という、責任ある立場を実感しました。
新人教育では、まず接遇や言葉遣いなどを学ばせていただきました。患者さんを受け持つ際にご家族に電話でお話するなど不慣れなことばかりでしたが、研修では基本的なことから丁寧に教えていただきました。この研修で学んだことが今、仕事をする上でとても役に立っています。

当院には後輩への気配りが素晴らしい先輩方が多くいらっしゃるので、特に新人にとっては心強く、安心して仕事ができる環境だと思います。教育体制はもちろんしっかりしていますが、無理のないよう個人のペースに合わせてくださり、着実にできることを増やしていただけるのも良いところです。スタッフの優しさ、雰囲気など全てふくめて、学びやすく働きやすい職場だと思います。また、私にとって一年目の新人ナースが集う「ひよこの会」は、他部署の同期とも情報交換ができる貴重な時間となっています。

勤務して3ヶ月になりますが、仕事でやりがいを感じる瞬間は、患者さんのケアをした後に、「ありがとう」と言ってもらえた時です。特に透析の患者さんは、足の傷を見つけることがすごく大切です。足を拭くという一つのケアの中で、命に関わる傷を見つけることができたときは嬉しかったですし、一人前の看護師に近づけたような気持ちでした。

今後のキャリアアップとしては、当院でしっかりと看護に関する技術を身につけて、いずれは高齢者の施設などで働きたいと思っています。私自身、看護師を目指したきっかけが、祖母との関係にあったため、高齢者医療にも興味があります。日常的な生活に関してだけではなく、疾患にも対応できる看護師として、高齢者の方と関われるようになることが、今の目標です。