Interview
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6階病棟勤務 中途入職 チームリーダー Iさん

スタッフ同士の仲が良く、
男性にとっても働きやすい環境です

私が前職から転職しようと思った理由は、当時務めていた超急性期病院では「時間をかけて患者さんと関わることができなかった」ことです。そこで、急性期病院で働きつつも患者さんとより深く関われるような病院を探して、当院への入職を決めました。

当院で働いてみて感じたことは、スタッフ同士の関係が良好なので、とても働きやすいということです。一方で、思ったより忙しいな、という印象も受けました。
看護師という職業は、一般的に男性の少ない職場ではありますが、現在6階病棟には男性看護師が4名在籍しています。私が入職してから一番多かったときでは、スタッフ30数名中、男性が7、8名いたこともあります。
今はチームリーダーをしていますが、メンバーが働きやすい環境を作るのは大変なことが多い反面、楽しくやりがいがあります。男性女性関係なく、皆が働きやすい職場を目指しています。

スタッフ同士すごく仲が良いですが、私はプライベートと仕事はしっかりと切り分けていきたいタイプなので、休日に職場の人と会うことはありません。仕事は仕事と割り切っていても、スタッフ同士でのコミュニケーションには問題ありません。プライベートを充実させることで、仕事との切り替えもしっかり出来ていると思います。
趣味としては、「ひとり旅」が好きで、コロナ前は沖縄や四国を旅行しました。夜勤明けでそのままフェリー泊をして四国へ行ったり、寝台列車に乗って出雲に行ったこともあります。早くコロナがおさまって、またいろいろな土地を旅したいです。

今後のキャリアップについては、いろいろと悩んでいるところです。チームリーダーの経験を活かして、管理の方面をやってみたほうがいいのか、あるいは一旦ここを出て訪問看護などを数年経験するのも自分の視野を広げるためには良いのではないか、なども考えています。また、人材が少なくなっている状況で、スタッフの負担を少しでも減らすにはどうしたらいいのか、変えることが難しいといわれる古い看護システムにも、疑問を抱いている自分がいます。
今は自分がどのように働いていくのが一番良いのか迷っているのですが、このような迷いがあるのは、自分自身、コロナ禍で今まではあり得ない状況を目の当たりにし、いろんな人と出会い、様々な経験をしたことに関係しているのかもしれません。いずれは病院勤務の看護師業務から一歩踏み込んで、看護業界を変えられるようなことに携わっていけたら、と考えています。