Interview
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整形外科病棟所属 3年目 Tさん

当院での経験を活かし、
新人教育をさらに充実させたいです

中途で当院に入職して3年目、現在は8階の整形外科病棟に勤務しています。ここに転職した理由は、新人だけでなく、2年目でも教育体制がしっかりしていたという点です。またアクセスがよかったのも決め手となりました。
実際に入職してからの職場の印象は、先輩方が優しく、意見の交換もスムーズにできて、スタッフ同士が助け合えるということです。もちろん先輩後輩の関係はあっても、ただ上下関係が厳しいのとは全く違い、優しい雰囲気がありました。また私は前職では小児科でしたので、成人の患者さんへの手技も不慣れだったため、一から勉強したいとの思いで先輩方には「新人として扱って欲しい」とお願いしました。

仕事をしていると、看取りなど辛い場面もあります。でも整形外科の患者さんが、手術やリハビリを経て腕や足を動かせるようになって帰られる姿を見るときや、患者さんに感謝されるときは、看護師としてやりがいを感じますし、一番嬉しい瞬間でもあります。
日々忙しい現場ではありますが、そんな中でも気配りを忘れない、余裕のある看護師でいたいと思っています。今は整形外科がメインですが、今後の目標としては教育委員会での経験も活かしながら、研修を受けて実習生の指導もできたらいいなと考えています。

現在は教える立場になり、特に気を付けているのは「どこから、何から分からないのか基本に戻って後輩と一緒に考える」ということです。質問されたときは根拠のある答え方ができるよう、自分の知識習得も常に怠らないようにしています。
今は教育委員会で、プリセプターと協力しながら、さまざまな勉強会を企画させていただく立場です。テーマは整形外科だけでなく、科を越えて薬剤師、リハビリなど多職種の方にも協力いただいています。
ここに転職して驚いたことは、看護師だけでなく、リハビリのスタッフ、薬剤師さん、検査のスタッフ、すべて名前も顔も覚えて仲良くなれることです。仲良くなればコミュニケーションがスムーズになり、分からないこともすぐに聞ける、連携も上手くいきます。これから入職される方にも「大きな病院じゃないからこその良さ」を体感してもらえるのでは、と思います。

仕事とプライベートのバランスについて気を付けているのは、仕事で分からないことがあれば勤務中に解決することです。そして、プライベートでの楽しみは、美味しいご飯を食べること、美味しいお酒を飲むことです。またコロナ以前のように、友人と自由に食事を楽しめる生活が早く戻って欲しいと思っています。